スカウトとキャッチ商法について

東京の原宿などに行くとよくスカウトと称する人たちから声をかけられると思います。
ちゃんとした事務所のスカウトもいますが、
モデルになりたい人やモデルに興味がある事をに目をつけて
悪い人もやって来ます。

竹下通りや表参道などを歩いていると
複数のスカウトから声をかけられることがあります。
スカウトに慣れていない子だったりすると
スカウトされたことに舞い上がってしまい
冷静な判断力がなくなってしまいます。
言われるがままに事務所に連れて行かれ、
色々と高額な契約をしてしまうケースが後を絶ちません。

このようなスカウトは「キャッチセールス」「キャッチ商法」と呼ばれ
社会問題となっています。
最近はキャッチセールス自体が広く認知されてきていますが
まだまだ被害は無くなっていません。

スカウトとは将来有望な人材、
何年か後に自分の会社に利益をもたらしてくれる人を
「なんとか当社に来て下さい」
と未来のモデルさんにお願いすることです。
今はダイヤの原石でまったく事務所に収益がなくても、
後々ダイヤに化けて会社にお金が舞い込んでくれば
今までモデルに注ぎ込んできたコストがペイ出来るため、問題ありません。
ですので所属するときに登録料や入会金、宣材制作費、レッスン代などを取る必要はないのです。
事務所側からお願いしてきたのですから当然です。
ただし、レッスンを受ける際の交通費などは自腹になることが多いです。

キャッチセールスは繁華街だけではなく
ネットの世界でも存在します。
ブログやSNS系のサイトでモデル事務所を名乗ったり、
モデル募集をしている人がいるようですがキャッチセールスの可能性が低くありません。
見分けるコツは
甘い文句が書いてあるかどうかで判別できます。
素人相手なのに、
「すぐに仕事がある」、「オーディションは毎日のようにある」、「ギャラは一回~万」。
テレビ局や、制作会社、キャスティング事務所、
広告代理店とコネがあるから仕事が沢山入ってくるなども要注意です。

コネや人脈があるなら、自分たちで適任のモデルを探せますし、
新しいニューフェースが欲しければ大々的にキャンペーンを張ってモデルオーディションをします。
コネや人脈がないから、事情をしらない素人の人をターゲットにして小規模にモデルを募集するのです。
適当なオーディション情報ならインターネットで誰でも手に入ります。
今の時代、素人のモデルに、いきなり報酬のある仕事など入ってきません。
あるとすればアダルトな仕事でしょう。
キャッチ商法をしている所に所属しても、仕事は一切来ません。
宣材写真に10万かかる、レッスン費に年20万かかる、登録費、年会費、管理費などなど
沢山の名目を並べて搾取しようとしてきます。
こんな事務所に所属していては、お金とモデルを目指す上での貴重な時間の無駄になってしまいます。

無名の怪しい事務所などは沢山仕事が入っているかどうかは実績を見ないと分かりません。
プロダクションの評判や、ちゃんと仕事の実績があるかどうか確認を十分にしてください。
名刺やパンフレット、事務所が立派なビルに入っているとかはなんの信用にもなりません。
自分のほうから誘ってきたり、甘い話を持ちかけてくる人は
いろんな理由をつけてお金を請求したり、変な仕事を斡旋してきますので相手にしないほうが懸命です。