モデルの心構え

夢を台無しにしないよう頭に入れておくこと

短気は損気

小さい頃から
「カワイイ」「美人」と言われてきたため
モデルを目指す人の中にはプライドの高い人が少なくありません。
自信に満ち溢れ、誇り高いことは、
人前で表現する人の重要なポイントですが
時として、そのプライドが自分の将来を潰してしまうことがあるのです。

常に冷静さを失わず、感情をコントロールできるようにしましょう。
モデルの仕事をやっていくうちに理不尽な場面に遭遇すると思います。
仕事の内容や撮影の事、
「聞いていたのと違う・・・」
「私は全然悪くないのに・・・なぜ?」と思うこともしばしば。
社会に出ると自分の思い通りにいかないことが多いです。

ちょっとしたことで腹を立てたり、
気に入らないことがあるとすぐに気分を害していては、夢も希望も逃げていってしまいます。
感情を抑えきれなくなって仕事を拒否したり、
撮影をドタキャンしたりすれば仕事の機会を失い、後で後悔することになります。
自己中心的な考えを仕事に持ち込んでしまうと、
モデルとして致命的な失態を引き起こしかねません。
自分がワガママだと自覚症状がある人は良いですが
甘やかされて育った人は十分に注意が必要です。
自分の言い分だけを重視することなく、
相手の立場になって物事を考える癖をつけておいてください。
冷静になって考えてみたら自分の方が悪かったという事はよくあります。

生理的に女性は生まれつき男性よりも感情的になりやすい傾向にあります。
女性が女性と生きるための本能的な性質ですが、
その場の感情で行動に出てしまう危険性ももっているのです。
一時的な感情でその場を台無しにしてしまわないようにしましょう。
モデルの仕事は数に限りがあり、
あなたが潰したチャンスは他の誰かが手にすることになるのです。
人間の可能性や夢は無限にあると思いますが
運命の転機となるようなチャンスは人生で2回か3回ほどしかありません。
目の前に落ちてきた数少ないチャンスを手に出来るか
誰かに取られてしまうかは自分次第です。
いつ幸運がやって来てもいいように心の準備もしておいてください。

どうしても我慢出来ないことならば別ですが
自分にとってプラスになる仕事、重要な要件の場合は、
多少、意にそぐわない事があっても
グッと堪えて乗り越えた方が得策なこともあります。
将来自分に見返りが多い案件なら
多少の不満も目をつむる器用さも必要です。

普通のサラリーマンやOLも我慢料としてお給料を貰っていると考えれば、
モデルだって例外ではありません。
自分の感情を管理するのは自分しかいません。
イライラする気持ちを自分でマネージメントするのです。

冷静さを失い、自分の感情の赴くままに不器用に振舞っていては
モデルとしての可能性を潰し、一生後悔することになってしまいます。
心で怒っていても顔は笑っていられる社会性や、したたかさが試されます。

可愛いや綺麗だけではダメ

モデルを目指すような人はもって生まれたスタイルの良さや美貌のため、
自分の周りだけを見ると自分が特別な人間だと錯覚します。
しかし、同じ夢をもった人たちと同じステージに立ってみると
いかに自分がちっぽけなのかに気づきます。
オーディションで他の参加者を見て
自信を失ってしまうこともあります。
世の中には可愛い人や綺麗な人はごまんといます。
可愛くてスタイルが良いだけではその他大勢のなかに埋まってしまいます。
世の中、美人の代わりはいくらでもいるのが現状です。
外見だけで勝負しようとすると自身の成長に限界がきて、行き詰ってしまいます。

ルックスの良さを鼻に掛けて傲慢に振舞ったり、
高飛車な態度を取らないよう気をつけてください。
タレントやモデルさんのなかに
ワガママで自己中心的なキャラの人がいますが
あくまでキャラとして個性を表現しているだけです。
現場でもワガママを突き通していれば
人気があるときはいいですが、
部数や視聴率が落ちたときに一気に仕事が無くなります。
自由奔放な人も仕事の時は真面目に臨んでいます。

驕り高ぶることなく、謙虚さを忘れないようにしてください。
あなたに仕事を依頼してくる人も人間です。
同じようなタイプのモデルが二人いた場合、
より印象の良い人に仕事を頼むはずです。
「またあの人にお願いしたい」と思われる人、
「好感度のある人」になってください。